２月は連日豪雨が続いたLAです。家が裏庭の山崩れで崩壊したとかLA river（ターミネータでも登場していました）の凄い勢いの濁流とか洪水の為に道が遮断された道の数々とか、、、フリーウェイでは毎日の様に数台の事故車を目撃したし、普段殆ど雨が降らないLAはどこも大変な事態になっていました。
凄かったのは車のワイパー全開で４５マイル走行（普段は５５マイル制限、でも大抵は６０〜７０マイルで皆走行している）なのに前がほとんど見えなかった事！そして車が隣の車線にズズズーーっと横滑りして壁にあわや激突しそうになった事！
ラッキーな事に空いている時間だったからか廻りには車がなかったので巻き込み事故にはならずホっとしました。 その後は４０マイルでの超ノロノロ運転で走行したし,,,,さすがにビビった夜でした^^;
深夜の落雷を伴った豪雨で打ち付けてくる雨の音がうるさくて寝れなかった日もありました。
まあでもこの時期を越えるともうすぐ夏なので待ち遠しい今日この頃でもあります！
話し変わって、ローカルのリサイクル誌にアンプのFor Saleの広告を出したときの話し。
このアンプはJCM2000でReinhold Bognerとある企画の試作品として改造した２台のうちの１台で（１台は既に日本行き）素晴らしいサウンドだったんだけれども改造費がかさみ（見積もり以上に時間がかかったので）送料等考慮したらLAで処分したほうが楽という事で売りに出したのでした。
っで広告をみて電話してきた人と話しをしていたらなんとこの人僕がこのリサイクル誌でこの企画の為に中古のJCM2000を探していた一年前にこのアンプを売りに来た人だったし！
そう、このアンプの元オーナーがまた欲しくなって広告を見て電話してきたというなんとも不思議な出来事。JCM 2000は数台リサイクラーに広告が載っているのにです。
しかもこのアンプはボグナーの手に寄ってチューンナップされて超ご機嫌サウンドになっていたので速攻で気に入って買って行った事はいうまでもありません。
このリサイクル誌で知り合った元オジーのギタリストのジョーホームズといい、ある日メッセージを残してあったジョンサイクスといい、有名アーティストもチェックを入れているローカルリサイクル新聞。昔エディーもこのリサイクラーで自らいろいろ買い漁っていたという話しも聞きました。特に２０Wのオールドセレッショングリーンバックを買い漁っていたという事実を知った時エディーのあのサウンドの秘密を垣間みた気がしました。スピーカーのブレイクするその歪みも重要という訳です。
さて、Fulltoneから新しいオーバードライブの傑作「OCD」が発表されました。
今月号のUS Guitar Player 誌にも大絶賛のレビューが掲載され、毎日製作に追われているショップ内です。
３月２０日過ぎには日本にも上陸し、お近くの販売店に並ぶので是非お試しになってみてください。
歪みのエフェクターの歴史に新たな風を吹きこんでいく事でしょう。
また、店頭に出るや否や直ぐに売れてしまうほど大好評を頂いているLovepedalのCOT 50とEternityですがまだお試しになっていない方は是非一度この素晴らしい歪みを体験してみてください。
あなたのプレーに正に刺激を与える一品である事を保証致します！
新しく「Karl」っというファズも今回入荷しています。ファズとディストーションの中間って感じの
独特な歪みを持ちそのとてもミュージカルなヌケの良いトーンはしばし弾きまくってしまう魅力があります。
今月の愛聴CD
１）
Ted Hawkins- the next hundred years (1994)
よくVenice Beachでのストリートパフォーマンスを見たものです。ソウルフルっ！
２）
Robert Randolph & The Family Band - Live at the Wetlands(2002)
ペダルスティールにハモンド、実においしい。
３）
Lukeの名プレーのみを集めた自作 CD-r
ルカサーの初期（７０年代後半〜８０年代初期））のスタジオセッションでのプレーはもの凄いです！
トーンもプレーも絶品、歌いまくりのプレーは必聴です。 |